Alternative Design Project

ADP: そういえば引用

2009年02月16日 20:54 | コメント(0) | トラックバック(0)

また思い出したかのように引用の話。

以前引用のことを考えて以来(ADP: blockquoteもよくわからない)、ADPでは、インターネットからの引用の場合はURIと取得日も本文に記載するようにしている。著作権法のことは完全に素人だけれど、blockquoteのcite属性にだけURIを記述し、:afterなどでURIを「表示」する方法は、少なくともIE6やIE7で印刷するときにはうまくいかないので、出所の明示のためには本文中に書くしかないかなあと。

いちおう解説。著作権法では、以下のように第32条で引用を定義している。

公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

出所:著作権法第32条第1項

また、第48条において、第32条のためには、出所の明示が必須であると述べている。いろいろなサイトの説明を見ても、公正な慣行や正当な範囲内を満たすためには出所の明示が要件のひとつとなると書かれている。

だとすると、IE6やIE7で印刷しただけで出所の明示が落ちてしまうのはマズいんじゃないの? 本文にタイトルやURIを書かないといけないんじゃないの? となるわけだ。以前話題にしたときは、はてなあんてなで引用と本文がごっちゃになっている記述が多くてわかりにくい!という話からはじめたのだが(今でもわかりにくいのでなんとかしてほしいのだが)、IE6やIE7の印刷のほうが想定される利用者が多く、UA側の改善が期待できない分、話としては深刻だ。

こういう、技術関係者以外の人を巻き込んでしまうような話の場合、実際のブラウザのシェアはけっこう効いてくると思うし(インターネット=eアイコンという人を無視できないし)、ADP自体が、現在と将来予想されるUAのシェアで対応のウエイト付けを変えることを基本方針にしているから、しばらくはこれでいこうかなあと。

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