主にclass名として使うときの話。パンくずリスト(Breadcrumbs)は意味的にアレなので、Topic Pathという用語を使うといいらしい、という話をときどき目にする。どちらも、ホーム > 製品情報 > のように、不等号(大なり)などを使ってページの位置を示すナビゲーションを指す。
パンくずリストの「パンくず」は、童話『ヘンゼルとグレーテル』において、おうちに帰れるようにパンくずをちぎって落とす、という話からきている(実はよく知らないが)。なので、訪問者がサイト内でどういう道順をたどったのか、が本来のパンくずリストであり、ページがサイトにおいてどういう位置づけにあるか、とは意味が違う、というのが、Topic Pathを使う人の根拠らしい。
英語では、パンくずリストの直訳「breadcrumbs list」のほかに、意味を捉えた「topic path」(トピックパス)という語も使われる。
パンくずリスト、IT用語辞典 e-Wordsより
という説明もあるし、Motive Glossaryではたしかにbreadcrumb navigationとtopic path navigationをわけて説明しているので、Topic Pathの方が的を射た表現だと思う人が多いのだろう。
でも自分は、ふたつの理由から、class名に使う必要があるときはBreadcrumbsを使っている。
ひとつは、利用者が迷子にならないように、ページ制作者があらかじめパンくずを落としたことにすればいいんじゃないの?と思うからだ。
もうひとつは、本当に英語として広く使われているのか、疑問に思うからだ。Google(.com)で[topic-path]で検索すると、topic path、topicpath、topic-pathのどれもひっかかるはずだが、View topic - pathなんちゃら、という用例ばかりが出てくる。前述のMotive Glossaryで用いられている["topic path navigation"](語順指定)で検索したときの件数は9件(ただしこのエントリを書く前)、対する["breadcrumb navigation"]の検索件数は1,330,000件である。
ちなみに、引き続きGoogleの検索件数をあてにすると、["breadcrumbs list"]もあまりヒットしない(9,830件)ため、引用したe-Wordsの説明自体を疑いたくなってくる。パンくずリストとして使うならば、["Breadcrumbs"](9,140,000件)か["Breadcrumb Trail"](2,070,000件)あたりになるだろう。もしかすると、Topic Pathの方も、他に適切な用語があるのかもしれない。
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