Alternative Design Project

ADP: このサイトについて

2008年10月01日更新

Alternative Design Project(ADP)は、Momomoがデザインをいじったりしながらつけるblogです。基本的に書きたいと思ったことを書くので、ジャンルはばらばらになりますが、メインはWebデザインテクニックについてになります。

W3Cがユニバーサル・アクセスの追及のため、また、Webの発展のため、構造と表現を分離するよう提言してからかなりたちます。最近は、ブログのブームもあってCSSも普及してきました。

ですが、進展する余地はまだたくさんあります。問題は、ひとつは多くの人が何が正しい標準技術(W3Cが勧告する技術)なのかを知らないこと、ひとつは標準技術を使っても「思ったとおりの見た目」が実現できないケースが多いこと、そして、このふたつが悪い形でリンクしていることです。

見た目が実現できない主な原因は、User Agent(UA: ブラウザなど)の不十分な実装やバグです。これらがなければ、多くの人が標準技術をフルに活用していろいろな表現を実現できる社会になるはずですが、現実はそうではありません。以前は、比較的シェアのあったNetscape Navigator 4(NN4)の実装があまりにもひどかったため、標準技術であるはずのCSSは使えないという評価が広まり、また、技術の間違った用法によって思ったとおりの見た目を実現する悪い「テクニック」が残存することになりました。

近年は、最新UAだけをとってみれば、バグは確実に減る傾向にあります。よって、標準技術を覚え、活用するメリットは増加しています。しかし、バグが今後ゼロになることはたぶんないでしょうし、また、古いUAは残存しています。

そこで、現状のUAのシェア、今後のUAのシェア(特に、携帯電話の進化)、および、それらが抱える各種のバグを考慮した上で、標準技術を使って「思ったとおりの見た目」を実現する「うまいやりかた(次善の策、悪く言えば妥協案)」を考える必要が出てくるわけです。

「うまいやりかた」は、どのような目標をたてるかによって変わってきます。そこでADPでは、「目標」と「うまいやりかた」の(たくさんある)セットのうちのいくつかを提供します。

ADPの目標は大きくわけて2つあります。

ひとつは、現在のUAのシェアや各種バグを考慮し、前方互換性を保つ手段として標準技術を用い、思ったとおりの表現を実現する「テクニック」を模索することです。バグを回避し、さまざまな環境に対応させていくことで、アクセシビリティを徐々に向上させ、ユニバーサル・アクセスを目指します。具体的には、パソコン、携帯電話、PDA、テレビ、印刷結果、検索エンジンロボット、音声ブラウザ、テキストブラウザなどを考慮します。

現在のアクセシビリティと標準技術が競合するときは、アクセシビリティを優先させます。世間ではとっくに解決済みの内容で悩んでいることもありますし、現状や私の知識の変化によって対応の仕方ががらりと変わる場合があります。あらかじめご了承ください。

もうひとつは、他の人が利用できるようなテクニックの提案を行うことで、世の中をアクセシビリティを意識する方向に持っていく後押しをすることです。テクニックの提案にあたって常に意識することは、できるかぎり標準技術を用いることと、標準技術を用いるメリットを強調することです。ビジネスや多くの制作者の「思ったとおりの見た目」への欲求をふまえ、なんとかするようにします。

制作者が思ったとおりの見た目にならない、と困ったとき、web検索をすればADPに来ることができるよう、ADPでは強めのSEO(検索エンジン最適化)をしています。SEOはビジネスにとって有効ですので、SEOテクニックについても紹介します。ADPのSEOは、単に検索エンジンだけを優遇しているわけではなく、音声ブラウザ、テキストブラウザ、携帯電話に対してもやさしいことになります。特に、携帯電話に対するアクセシビリティは、制作者の意識を変える推進力になると考えています。

ADPの現在の想定UAは、最大シェアを持つWindows IE6/IE7、比較的最近のパソコン用ブラウザ、第三世代携帯電話、デジタルハイビジョンテレビ、UTF-8を解釈できるテキストブラウザ、各種検索エンジンロボットなどです。携帯電話やデジタルハイビジョンテレビのリモコンでは"ADP.DAA.JP"は打ちやすいはずです。パケット代の使いすぎにはご注意ください。

ADPはRSS(RDF Site Summary)を提供しています。RSSリーダなどのアプリケーションを使用することで、ADPの直近の記事を簡単に知ることが出来ます。

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